動画編集ツールの紹介 Adobe Premire Pro CC

動画編集ツールの紹介 Adobe Premire Pro CCPremirePro

こんにちは!

先日、動画編集ツールのご紹介で、After Effectsをご紹介しましたが、「これから動画編集にチャレンジするばいよ!」という皆さんはまずPremire Proからスタートしませんか?

Adobe Premire Pro CCとは

Adobe Premire Pro CC

Premire Proとは、本格的なノンリニアの動画編集ができるAdobe社のデスクトップアプリケーションです。

僕がメインで使っている動画編集ツールはGrassValley社のEDIUS Proですが、映像を繋ぎ合わせたり、テロップを載せたり、簡単な効果を施す基本的な動画編集ツールとしては同じ枠組みで僕の場合とらえています。

其々できる事は若干異なりますが、ご自身の環境や目的に合わせて選んでくださいね!

Premire Proの価格

以前はソフトウェアの販売で単体10万円ほどしていたのですが、現在はAfterEffects同様サブスクリプションで契約できるデスクトップアプリケーションのサービスとなりました。

2020年1月7日現在のPremire Pro単体利用価格は以下の通り。

  • 年間プラン(月々払い) - 2,480円+tax/月
  • 年間プラン(一括払い) - 26,160円+tax/年(月額換算:2,180円+tax)
  • 月々プラン - 3,480円+tax/月

(AfterEffectsの紹介記事でも書きましたが、僕は他のデスクトップアプリケーションも使用しているので単体ではなくコンプリートプランを契約しています。)

こちらも他のプラン同様に学生・教職員の皆さんは学割でもっとお得に利用できますよ!

皆さんのPCでPremire Proを実行するにはご利用の端末が最小技術仕様を満たしている必要があるのでコチラをご確認の上、導入を検討してくださいね!

Premire Proも7日間の無償体験版が利用できるので、実際にご自身の端末で動作を試すのも良いかもしれません。

Premire Proでできること

WOLFILMS – Showreel 2017 (GH5 & GH4)

ビデオを切ったり貼ったりはもちろん、ビデオクリップの切り替わり(トランジション)に効果を加える、BGMやナレーションを追加し・調整する、色味を補正する、ワイプを挿入したり、分割画面を作ったりと、基本的な動画編集機能が備わっています。

他にもビデオクリップの速度を変えたり、指定した色だけを他の色に変えたりと、Premireだけでも十分な機能がありますが、AfterEffectsのようなモーショングラフィックスやビジュアルエフェクトの自由度はあまり無いかなという印象ですが、撮影技法や準備した映像素材によっては「あっ!」と驚くような大作を作り上げる事ができますので是非チャレンジして下さいね!

『シン・ゴジラ』予告2
映画『シンゴジラ』もPremire Proが使われた

ビデオの書き出し

Premireについては単体でのビデオファイルの書き出しができません。

ビデオファイルについてはAdobeCCに含まれるMedia Encorderというアプリケーションで書き出せるので問題無いのですがBlu-rayやDVDに書き出すとなるとAdobe Encore、またはサードパーティーのソフトウェア、アプリケーションが必要となります。

(参考)Adobe Premire Pro マニュアル>メディアの書き出し
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/using/exporting-dvd-or-blu-ray.html

と、なんだかマイナスな表現をしてしまいましたが、Media Encorderを経由しての書き出しは、ビデオの書き出し中もPremireProを操作できるというメリットがあります。

通常、同じ編集ソフトウェアやアプリケーションの場合、ビデオの書き出し中は操作できないというのが一般的で、ちょっと長めの動画となると10~15分くらい、操作や他のプロジェクトでの作業を行う事ができませんでした。

特に編集中のプロジェクトが多い場合は、早く次のプロジェクトに着手したいところです。PremireからMediaEncorderにビデオの書き出しを投げて、次のプロジェクトが開始できるのはとても助かるポイントのひとつ。(バリ助かる)

僕の場合、Premireも使用しますがTVCM等はXDCAMで放送局に納品している事もあり、完パケがメディア書き出しになるのでGrass Valley社のEDIUS Proを使用する事があります。
(TVCMは考査用のDVDと完パケのXDCAMをメディアに書き出しているので…)

とは言え、現在販売されているPCは標準で光学ドライブが搭載されていない機種も多いですよね。
光学メディアそのものの需要が少なくなり、クラウドベースで様々な事が可能になってきたというのも背景にあると思います。

動画を書き出す目的がYoutube等へのアップロードや、光学メディアへの書き出しがあっても書き出しツール(Adobe Encoreやサードパーティーソフトウェアやアプリ)で対応が可能な環境であればPremireを選択しても大丈夫ではないでしょうか。

このブログでもPremire ProのTipsやチュートリアルをご紹介していきたいと思います!
また、僕が使っているもう一つの動画編集ツール、Grass Valley社のEDIUSについても今後の記事でご紹介します!

それではまた!

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